自分史 モテ期

誰にも人生では、三度のモテ期があると言われております。

もしそれが正しいとすると、自分はもはや62歳、もうすでに三度のモテ期が終わったことになります。

そう考えると、一回目のモテ期は、中学に入った瞬間だったでしょう。

小学校時代の自分は、本当に目立たない児童でした。

勉強ができるわけではなく、スポーツが得意なわけでもありませんでした。

おそらく、同じクラスになった人は 自分の名前を知っていても、クラスが違えば顔を知らなかった人は多かったでしょう。

自分が同級生だけでなく、全校生に名前が知られるようになったのは、

中学に入って、一学期の中間テストでした。

小学校でもテストはありましたが、中学のように、全校一斉に一日中 テストなんて経験がなかったので

それはビックリでしたが、前の晩に勉強しても間に合わないので気が楽でした。

しかも、受験戦争のはしりの頃でしたから、競争そのものでした。

テストの結果は、廊下に貼り出されて、誰が一位とか二位とかが話題に上る時代でした。

中間テストは全科目9科目の試験でした。

何故だか判りませんが、この中間テストで9科目の全科目で満点を取ってしまったのです。

総合得点の掲示板には、得点900点と表示されたのです。

これには、自分もビックリしましたが、大騒ぎとなったのは 職員室でした。

まず、先生方は「不正」を疑ったようで、個室に呼ばれて口頭質問を数回受けました。

そのひとつに、地理の先生から、このマークは「何の」の記号だと質問されました。

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迷い無く、「竹林」と答えると、「知っていたのか」と質問されたので、

「知らないが、形から竹と推測できます。」と答えると 判ったと言って開放してくれました。

また、音楽の先生は、「有名な音楽家を20名 書いてみな」と言うので

【ヴィヴァルディ】 【ウェーバー】 【ウォルトン】 【エルガー】 【オケゲム】 
【クープラン】 【グリーク】 【グリンカ】 【コルサコフ】 【コレッリ】 
【サン=サーンス】 【シベリウス】 【シューベルト】 【シューマン】 【シュトラウス】 
【R.シュトラウス】 【ジョスカン】 【ショパン】 【スカルラッティ】 【ストラヴィンスキー】 【スメタナ】 
【キュイ】 【ダンスタブル】 【ダンディ】 【チャイコフスキー】 【デュファイ】【テレマン】 
【ドヴォルザーク】 【ドビュッシー】 【ハイドン】 【バッハ】【バラキレフ】 【ビンゲン 【ブラームス】 
【フランク】 【フォーレ】 【ブルックナー】 【ベートーヴェン】 【ベルリオーズ】 【ヘンデル】 
【ボロディン】 【マーラー】 【マショー】 【ムソルグスキー】 【メンデルスゾーン】 
【モーツアルト】 【モンテヴェルディ】 【ラヴェル】 【ラッソ】 【ラフマニノフ】 【ラモー】 
【リスト】 【リュリ】 【レオナン】【ワーグナー】 

と知っていた作曲家を羅列しました。先生は「3年になっても教科書に出てこない作曲家を何故知っている」と聞くのです。

当時、自分はNHKのFM放送を常に流しながら勉強していたので、耳から「曲の名前」や「作曲家」「指揮者」の名前だけは

無尽蔵に入ってきていたのです。

こんな「容疑者扱い」が1週間くらい続いたような記憶をしています。今なら人権無視もはなはだしく、教育者としては大きな

問題だったのでしょうが、当時はそんな疑問も持たず、日常が過ぎてしまいました。

もちろん、満点を取ったのは、先にも後にもこれ一回だけでしたが、これ以降、校内マラソンでも陸上短距離計測会でも

常時 上位につけるようになってしまいました。体も一番ではありませんでしたが大きい方に成り、なんの苦労も知らない

中学時代でした。決して女性にモテたという記憶はありませんでしたが、確かにモテ期だったのかも知れません。

ところが、この中学の全盛が 高校に行くことによって 奈落の底に落ちることはもちろん知りませんでした。

私が入学した中学は このような木造の校舎でしたが、

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卒業するときには、味気ない鉄筋コンクリートの白い校舎になっていました。




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